最初に見つけたのは、社外の手動チョークキットに付いていた新品Oリングのひびでした。
そこを直した後、別の時期にはリードバルブブロック周辺の古いガスケットからも二次エアを吸いました。
始動不良や低速のもたつきが続くときは、キャブレター清掃を繰り返す前に、吸気経路の接合部を順番に確認します。
始まりは、始動しにくく低速でもたつく症状
妻用AF27は、中高速では走れる一方、発進が遅く、低速でもたつき、始動性も悪い状態でした。
キャブレターを再度オーバーホールしても、症状は変わりませんでした。
すでに交換していた部品
- 純正キャブレターのシーリング部品
- メインジェットとスロージェット
- インテークマニホールド
- エアクリーナー側の接続部品
- 左右のクランクシール
新品へ替えた部品が多かったため、「もう漏れる場所はない」と考えかけました。
一つ目は、新品手動チョークのOリング
漏れを確認すると、手動チョークキットの部分で反応が出ました。
取り外して見ると、新品キットのOリングにひびが入っていました。
新品でも、取り付け後に密閉を確認する
Oリングの傷、ねじれ、噛み込み、溝からのはみ出しを目で確認します。
その時は、リードブロック周辺に漏れがなかった
手動チョーク側を直した時点では、リードバルブ周辺で漏れは見つかりませんでした。
しかし、古いガスケットは時間と熱で状態が変わります。
一度問題がなかった場所も、後日もう一度確認する必要があります。
後日、リードブロック周辺でも漏れた
別の時期に再確認すると、リードバルブブロック付近で二次エアを吸っていました。
リード板そのものには割れや浮きがありませんでした。
30年以上使われたガスケットを交換して組み直すと、その部分からの吸い込みは止まりました。
同じ症状なら、この順番で見る
- キャブとインマニの接続バンドの締付け、Oリング、ひびを確認する。
- オートチョーク・手動チョークOリング、メクラ栓、ねじ込み部を確認する。
- リードブロック上下のガスケット古い紙ガスケットの割れ、浮き、再使用を確認する。
- リード板割れ、欠け、反り、座面との隙間を見る。
- クランクシール吸気側を直しても始動不良が続く場合は、左右の位置と漏れを確認する。
- 修理後に全箇所を再確認一か所見つけても、そこで終わらせない。
この車両では、手動チョークとリードブロック周辺が、別の時期にそれぞれ漏れていました。
可燃性スプレーを熱いエンジンへ吹かない
漏れ確認には火災の危険があります。
安全な方法を判断できない場合は整備店へ依頼します。