駆動と燃調を、一度に変えすぎた。

良くなった理由も、悪くなった理由も分からなくなった記録です。

一度に複数の部品を変えると、原因を切り分けられません。

このAF27では、ベルト、ウエイトローラー、クラッチ、燃調を一項目ずつ戻して基準を作り直しました。

この記録の車両

排気量50ccのまま
キャブレターHonda純正PB系
吸気純正エアクリーナーボックス+デイトナ ターボフィルター97356
マフラーKN企画 ノーマルタイプ
制約ボアアップ、チャンバー、大径キャブは使わない

太いベルトと、異なる重さのローラーを同時に入れた

7.5g×6から、7.5g×3と8g×3へ変更しました。

同じ時期に、所有者が約18mmと測ったベルトと、強化クラッチスプリングも使いました。

発進と中間加速は、はっきり悪化しました。

元のベルトと7.5g×6へ戻すと改善した

所有者が約15mmと測った元のベルトへ戻し、ウエイトローラーも7.5g×6へそろえました。

発進と中間加速は改善しました。

この時点で、ローラーの平均重量だけでは説明できないと分かりました。

8g、6.5g、7gも試した

Dr.Pulley 8g×6では、発進が鈍くなりました。

狙っていた高回転側の伸びも得られませんでした。

その後、6.5g×6も使いました。

現在は、Dr.Pulley 7g×6を基準にしています。

MJ#85では、MJ#82より上が伸びなかった

メインジェットを#82から#85へ変更した時期があります。

スロージェットは#38でした。

低中速に大きなボコつきはありませんでしたが、高回転側の伸びは#82の時より悪くなりました。

現在は、MJ#82とSJ#38を基準にしています。

現在の基準

プーリーKN企画 ハイスピードプーリー7002
ウエイトローラーDr.Pulley 7g×6
ベルトKN企画 強化ベルト・新品
クラッチスプリングキタコ 307-1029100
メインジェット#82
スロージェット#38
ニードルクリップ一番下

この車両で決めた変更順

  1. 適合するベルトを基準にする別世代のベルトを混ぜたままローラーを決めない。
  2. ローラーを一種類へそろえる異なる重さを混ぜず、同じ重量で挙動を見る。
  3. 重量を一段ずつ変える発進、中間加速、巡航時の回転を同じ条件で比べる。
  4. 燃調は回路ごとに変えるメイン、スロー、ニードルを同時に動かさない。
  5. 最後にクラッチ側を変えるクラッチがつながる瞬間だけを比較する。

この記録で分かったこと

部品を多く交換するほど、速く原因へ近づけるとは限りません。

一つ戻し、一つ比べ、その車両の基準を残す方が近道でした。