AF27の右側クランクシールを、実際に交換した手順。

妻用50cc車のフライホイール側で行った作業です。

今回は、フライホイール側にある右側クランクシールを交換しました。

フライホイールの脱着は別記事に分け、ここではシール交換そのものを中心にします。

先にフライホイールを外す

AF27のクーリングファンを外してフライホイールが見えている状態
クーリングファンを外したところです。このフライホイールを先に外します。

フライホイールの外し方はこちら →

ステーターコイルを外す

AF27のフライホイールを外し、ステーターコイルの固定部を示した状態
フライホイールを外すとステーターコイルが見えます。固定部を外して作業スペースを作りました。

右側クランクシールを確認する

AF27のフライホイール側にある右側クランクシールの位置
赤丸の部分が、この車体の右側クランクシールです。
交換前のAF27右側クランクシール周辺
この時はクランクシール周辺の漏れを疑い、新品へ交換しました。

木ネジを使って、古いシールを抜いた

AF27の古いクランクシールへ木ネジを浅くねじ込んで取り外す作業
古いシールへ木ネジを掛け、木ネジごと引いて取り外しました。
木ネジは、シールだけに浅く掛けます

奥のクランクやクランクケースへ当てると傷の原因になります。

傷を付ける可能性がある方法なので、作業は自己判断で慎重に行ってください。

AF27の右側クランクシールを取り外した後のクランク軸周辺
古いクランクシールが外れた状態です。

シリコングリスは、リップ部だけに塗る

AF27の新品クランクシールを取り付ける前の作業
今回の作業では、クランクシャフトと接触するリップ部だけを潤滑して取り付けました。

シール外周や、クランクケース側の圧入面には塗りません。

外周を滑りやすくすると、走行中にシールが抜ける原因になります。

クランクシールが抜けると、エンジンが掛からなくなることがあります。

この50cc車でも実際にクランクシールが外れ、停止後に始動できなくなった経験があります。

クランクシールが外れて始動不能になった記録 →

まっすぐ押し込む

手持ちのプラグレンチを当て物にしてAF27のクランクシールを均等に押し込む作業
私は手持ちのプラグレンチがちょうど良い大きさだったため、当て物として使いました。

シールが斜めにならないよう、均等に入れます。

AF27へ新しい右側クランクシールを取り付けた状態
新しい右側クランクシールを取り付けた状態です。

元に戻す

ステーターコイル、フライホイール、クーリングファンを元へ戻します。

フライホイールのウッドラフキーと溝を合わせ、中央ナットはサービスマニュアルの規定トルクを確認して締めます。